やっぱ個人的には以前のモッサリしたやつのほうが好き

そんなわけで今年も京都です
前から一度行ってみたかった西山に行くことにしました

あれー??このマンホール前とったような気がしなくも無いなあ

というわけで東向日駅からバスで灰方へ
ここからは歩きですよ

この辺り筍が有名らしく
歩いてると妙にそそられる…

まあ今はシーズンじゃないから
保存してたやつだろうけど


京都奈良2014
pinky版はこちら


というわけで十輪寺に到着です
藤原業平が晩年を過ごした場所とのことで
「なりひら寺」ともいうらしい

住職さんお年でちょっとカツゼツ悪いけど
色々お話が聞けましたよ

京の都は西山から始まってるから
ここら辺が原点だそうです
そういや麓のほうは長岡京でしたな

本堂は屋根の形が特徴的
三方俯瞰の庭は小さい庭を角度と位置を変え三方から眺めることで
ひとつの庭を楽しみつくす工夫なんだそうです

藤原の公家は財力も権力もなかったので
大きな庭は造れなかったそうで
工夫を凝らしたんですね

渡り廊下から俯瞰で、
御殿と茶室は低い位置から見上げるように広さを楽しむんだそう

こちらは藤原の業平の墓
「なりひら寺」だからね

そしてこちらは塩釜跡

思い人が大原野神社に参拝するときにあわせ紫の煙を炊いたんだって
つまりのろしってことかな
ロマンチストだったのかもしれない

この鐘は迷いごとがあって決心がつかないときにつくと
迷いが吹っ切れるそうです

本堂の分身の大楠木は樹齢八百年

十輪寺を出たら善峰寺へと向かいます
ガイドブックに地図があるとはいえ
案内板があるのはありがたいですね

開山源算上人の座禅石
座りやすそうな感じで良いロケーション

まだあんなに上のほうか…

こんなところでタバコのポイ捨てしちゃ駄目よ

というわけでやっと善峰寺
でかい駐車場とかあるし車だと
サクッとこれそうだなあ

仁王門を通って本堂へ

石積みの向こうに見えるのは厄除けの鐘

一応ついといた方が良いかなあ

勝手に鳴らして良いものかはわかんないけど

このながーいのは天然記念物の遊龍松

こういうの「あるよ」っていわれると
なんか見たくなるから不思議だよね

向こうに見えるのは多宝塔

…で、多宝塔の手前に心眼成就の絵馬堂
とさらにその手前に桂昌院お手植えの桜

ここに車で結構登ってきたような木がするけど
まだまだ登りますよ。あの上のほうまで行きますよ

展望がよさそうだなあと思って近づいたら
幸福地蔵。お堂なのかコレ

とりあえずズカズカ進んでくよ

この辺はどこにつながっているやら

とかやってるうちに釈迦堂に到着

さらに登って薬師堂へ

登ったことに満足して
ここからの眺めを確認するの忘れるところだった
危ない危ない

流石にここからだと良い眺め
真西は宇治。京都駅や東山は北東

嵐山は見えないが上京区から宇治桃山あたりまで近くは天王山辺り
正面の山並にはちょっとへこんだあたりに大津富士、その向こうに鈴鹿山系

…って後で三鈷寺の住職さんに教えてもらったのは秘密

さてと戻ってきたのでお隣にある三鈷寺へ
裏口っぽいところから回ったけど大丈夫かな

住職さん話し上手
ここからの眺めの解説もこちらの住職さん
宇都宮かなんか出身の人がこちらの4代目の弟子になってるので
あのあたりで百人一首が盛んなんだそうだ(うろ覚え)

ちなみにここからの眺めも良い。
まあお隣だしね

住職さんが金蔵寺への道教えてくれました
まあガイドブックにも書いてあるんだけど
現地の人に教えてもらうと心強いよね

でも山道となんか廃屋みたいなところとか
不法投棄の山とかをうねうね進んでいくので
なんともいえず心細い感じに

あれー道間違えたかなー
…とか思い始めたころに金蔵寺に到着

ちょっとドキドキしたわ
木漏れ日と石垣にほっと一息

こっちが本堂で

こっちは開山堂

この辺あまり来る人いないのかどうか
人気がなく静かで良いなあ

ここからは下りコースなので
人里が近づいてくるけど町が遠いなあ

そろそろマンホールの写真整理したほうが良いような気がしてきた…

影が長くなってきたからちょっと巻こう
そんなわけで正法寺


借景に京都盆地動物に見立てた庭石のあるお庭
…といっても解説見ないとどれがどれだかちょっと迷う(苦笑)

三面千手観音像は顔の左右にもついててちょっと珍しい感じ
普通は頭の上に顔がたくさん並んでるもんな
顔がたくさんなあるのはあちこちに目を配ってるから
三面千手観音は過去にも未来にも目を向けてますよって意味らしい

そして400本以上の桜が植わっているという花の寺
勝持寺に到着。ここは春に来ないと駄目かな

なんか道の脇に小さな石積みが

発掘された勝持寺子院の石塁と石垣とのこと

ここからずーっと道なりに進んで
勝持寺に到着

西行手植えの西行桜

そして西行が頭をそる時に鏡の代わりにしたという鏡石

池の真ん中にひっそり立つ魚藍観音
漁業関係者が参拝に来るとか

しかしやっぱ春に来るべきところなのではないだろうかコレ

そしてすぐ近くの願徳寺

あれ?写真無いけど撮影禁止だったかしら???

というわけで今回の終着点大原野神社

長岡天満宮まで行きたかったけど
もうこの辺で時間いっぱいだなあ
完全に日が暮れてきたし

この神社、狛犬ではなく鹿がいるぞ


鯉沢の池

瀬和井は清和天皇産湯の聖水だって

バス手に行ったら丁度帰りのバスが来てたのですが
財布見たら小銭が足りなくってバスに乗れませんでした
(流石に万冊は崩れない…)
しょうがないから歩くことにしたんですが
麓に下りてきたら方向がわからなくなって
住宅街で危うく迷子になってしまうところでした

結局諦めて途中からバス乗ったけど
ギリギリ手持ちの小銭で運賃足りてほっと一息
小銭はもっと持ち歩かないと危ないですね

というわけで京都市内に戻ってきました

実際芙蓉に歩いた生でへとへとなんだけど
ホテルに荷物置いたら二条城に向かいます

ライトアップされた東南隅櫓
この日はナイトアクアリウムというイベントが行われていて
ちょっと気になったし日程が合ったので略

音楽と光の演出で無数の金魚を見せるイベント
綺麗だし派手だけど、正直普通に金魚だけで良いような気がする

折角だからお酒を試したよ
どれも美味しいけどちょっと寒い

寒いのでお茶とお菓子で一服

人心地ついちゃったけど
ご飯どうしようかな

そうそう、葵の御門と菊のご門が入った
公徳合体バッヂをゲットしましたよ



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