さて、春真っ盛りの三月某日
社長こと某NG氏の海外好きとイベント好きの虫が騒ぎ出したらしく
数年ぶりに社員旅行に行こうと、せっかくだから香港いこうぜ香港!!
…ってな話が持ち上がりまして
まあ、香港にいくなら某SCAMP氏にカーク船長のコスプレをしてもらって
香港の雑踏にまぎれてもらうというGガンダムの二期OPネタを考えていたのですが
例の中国製冷凍毒餃子事件
勢い不安になった社長が
「どうする?香港といっても中国だから不安ならやめるよ」
そんなこと聞かれたら不安だと答えるしかありませんが
僕もMKK3000氏も現地に行ったらソレはソレコレはコレで
毒餃子だろうがダンボール肉まんだろうが
気にせず食べるし楽しんでしまう口なのでその旨を通達
…ですが、なんか他の皆は言われるまで考えもしていなかったらしく
言われたとたんに社内から不安が噴出。
色々あって香港は直前に立ち消えになってしまいました
が、
そこは旅行代理店の商魂たくましく
色々協議の結果、代替案として沖縄へ行くことになりましたとさ
そんなこんなで出鼻をいきなりくじかれた感じではありましたが
なんだかんだで出発することになったのでした
那覇でナハナハ笑う沖縄日記2008(一)
pinkyなくちゃいやジャー!!…って人はこちら
ちゅーわけで出発当日いきなり某ORE氏に
「ドラ映画見に行こうぜ」
とか言われたのでドラ映画見て直接羽田空港入り
…突発的に行き先変更したから出発が夜の便なんですよ
おかげで3泊4日の工程なのに実質二泊三日(苦笑)
あっ…飲み残したポットのお茶捨てるの忘れてた!!
しかも例によって土砂降りの雨だよ
なんで僕が出かける時って雨に縁があるんだか
しかも、チェックインの時ゲート係員に
「あの、鞄の中にはさみが入ってるんですけど」
出すの忘れてたーあぶねーなーもう
危うく飛行機に乗れないところだったよー
時間が時間なので夕食は各自適当に空弁を買いやがれ
ってことで弁当を求めにターミナルをうろついてみたんだけど
どこもかしこももう弁当は売り切ればっかり
やっと牛タン弁当をゲットしてみたら
600カロリーって…どんだけー
いまさらどんだけーってどんだけー
とか言ってるうちに沖縄に到着
出発と到着が少し遅れたのでもう11時過ぎですよ
やってられるかべらぼうめっ
とか酒盛りしてるうちに明けて二日目
この日は一日バスツアーですよ
軽く朝ごはんを済ませてホテルの周りを散策しようと
外に出てみたら…三重城?!
どうも駐車場の裏、塔が立ってるあたりが三重城跡のようです
城って言っても砦か何かだろうけど、
出発前に城にぶち当たるとは幸先いいですねぇ
そんなわけでバスで一気に北上
さっき朝ごはんを食べたばかりの気がしますがもうお昼の時間です。
旅行の時って昼食べそこなうこと多いから
ちゃんと昼食うのもなんか変な感じです
女性陣に大人気だった店先のシーサー
そういえば写真撮るの忘れてたけど
那覇市内のビルや民家にもちゃんとシーサーが置いてありましたよ
という訳でお昼〜
そんなにおなか減ってなかったけどスルッて食えました
個人的にはゆし豆腐がお気に入り
「島唐辛子をかけると旨いよ」
といわれたのでかけてみたのですが
…かけないほうが旨いと思うわ…
さて、食事を済ませたら出発まで店の周りを散策
散策といっても店以外は何もない山の中なんですが
店の裏手の斜面に散策路を設けていたり
離れの東屋が並んでいたり、軽くうろつくには飽きない構造ですね
奥の建物とかは沖縄民家を移築しているそうです
沖縄といえば赤い屋根瓦を連想しますが
新しい建物はほとんどコンクリの四角いやつなので
本当にこういった民家が見たかったら離島か田舎に行かないと駄目だそうです
まあ瓦の乗った普通の民家もあちこちで見ることが出来ましたけどね
屋根は赤じゃなくて白っぽい色でしたけどね…
さて、そんなわけでさらにバスは北上
今日のメインイベント美ら海水族館に到着
親に沖縄行くって言ったら
「美ら海水族館は絶対に損しないから絶対に行っておけ
でも、姫ゆりの塔は行くと損した気分になるから行かないほうがいい」
といわれていたので一寸楽しみだったりするんですよ
美ら海といえばサメがいる馬鹿でかい水槽ですが
先を急ぎたい気持ちは抑えておいて、
まずは入り口でなまこと戯れ続いて順番に水槽を回ります
浅瀬から徐々に深いところへと進んでいくのが一寸新鮮〜
そのままでかい水槽まで行くかと思ったけど
流石にソレはなかったですね
館内には水槽だけでなくあちこちにリーフレットが置かれていて
全部集めると図鑑になるんですよ
絶対集めると邪魔になるってわかってたのに全部集めてしまいました
いや、ああいうものって一回手に取ると止まらなくなるって言うか
出口のショップで専用バインダーが売ってると聞いて
「ああ、そういう商売か」
とか思いながら館内を進んでいくと…
目が覚めるような青
そういう商売かなんて思ってたのが一気に吹っ飛びましたわ
このだだっ広い空間を無数の魚たちが泳ぎまわっているのですが
これはもう壮観の一言
そしてその魚群の中を突っ切るジンベイザメの勇姿はまさに
宇宙戦艦ヤマトの船腹なめで飛び去るシーンそのものといった感じです
ううん…なんて豪華なサメだ!!
見上げると水中を飛び回る魚たちのはるか上に
揺らめく太陽とライトのあかりが揺ら揺らと降り注いで
周りを青く染め上げています
さて、外に出てくると照りつけるような太陽
照り付けると入っても流石にまだ三月なので
そんなに暑いわけじゃないですけどね
水族館で皆とはぐれてしまったので
一人で写真などを撮っていたのですが
この写真を取った直後、カメラの液晶が反応しなくなって
そのままウンともスンとも言わなくなってしまいました
って、一寸待てよーっ
まだ二日目なのにカメラ壊れたってしゃれになんないよー
しかもバスに戻ったら何事もなかったように動くしさあ
ちなみに…カメラが動かなくなって慌てていたその脇の建物には
ジュゴンの水槽があったらしく皆そこでジュゴンをめでていたそうです
ハワイのストリップショーに続いてジュゴンまで見逃したとはっ
おのれぇギギギ…
悔しいのでバスの車窓から民家をチェキ
建物や生えている植物などを見るとやっぱり本土と違うなーって思うのですが
見ていて一番「ちがう」って思ったのは
そこらじゅう、油断していると何もない山肌とか
マンションの下の斜面とか
何でこんなところにという道路の横とかに
お墓が乱立していたことでしょうか
沖縄のお墓というと、子宮をかたどった丸い大きなものを想像するのですが
そういったものは少なくほとんどは大きな家のような形でした
石材屋の店先にででーんとアレが置いてあったのを見た日にゃあ
デカルチャー!!
写真取ろうかと思ったけど流石にやめておきました
だって普通の民間人のお墓だし
そんなわけで今日最後の目的地。名護パイナップルパークに到着ー
入り口ではなんか微妙なマスコットがお出迎え
「パイナップルなんかどうでもいいから今帰仁行こうぜ今帰仁」BY.MKK3000氏
今帰仁って美ら海から7キロぐらいしか離れてないんだよね
正直、僕もココまで来たなら今帰仁に寄りたいところなんですが
もう夕方だから今からだと行っただけで終わりそうだしね…
というかですね、渋滞の所為で予定よりも到着が遅れて
なんかものすごい駆け足で中の説明をされて
そのままなし崩し的にお土産コーナー!!
って!!なんかハワイの時も似たような流れあったぞ!!
悔しいのでパイナップルを死ぬほど食いまくって
あっという間にホテルに逆戻り〜
夕食までの時間、MKK3000氏とシリーウォーカー氏を連れ立って三重城へ
三重城跡といっても石製の祠があるだけで
かつて城であった痕跡は略ありません
所々に積み上げられた石積みがかろうじて名残を残しているというか
海に突き出た岩場の上でカップルがなにやら
儀式めいたことをしていたのが妙に印象深かったです
単にバーベキューしてただけかもしれませんが
さて、そんなわけで今日の夕食所
沖縄料亭にやってきました
ううん。凄く「勘違いした外人が作った日本料亭」くさいこの店構えが…
途中で撮影するの面倒くさくなったけど
なんか今日は飯食べてばっかりだなあ(笑)
流石にたくさん食いすぎて胃が重くなったので
腹ごなしにホテルまで歩いて帰ろうということになったのですが
ココでふっとせっかくだから「ゆいレール」に乗ろう!!
っていうか、首里城もしかしてライトアップしてね?!!
という話が持ち上がり、僕とMKK3000氏の二人で勢い大盛り上がり
強引に他の面子とともに深夜の首里城へと向かうことに…
…って、あれ??ゴルバーン氏がいない??逃げたなっ!!
首里城は今回の行程の最終日に組み込まれているのですが
最終日だからあまり見てる時間無いか課も知れないので
見れるものなら今見ておこうってことで
中には入れませんが、中なんて最終日に見れるんだから問題なしっ
ゆいレールの車窓からライトアップされた首里城が見えたときには
まさに勝ち組の雄叫びを上げるがごとく
終点首里駅に着くや否や一気に首里城へと進みます
首里城は公園整備されているので近くまで寄れないかなっと思ったのですが
残念ながら門が閉まっていて中には入れなさそうです
ガッカリしてしょうがないから周りを回ろうかとか
駅に戻ろうとするほかの面子を逃がさないようにガードしながら
MKK3000氏と相談していたら某chaola氏がボソッと
「…いや、門半分開いてるし、入っていいんじゃね?車が入れないように閉めてるだけだよ」
そっかーじゃあ入っても問題ないよねー
なんか言われたら門が開いてましたって言えば済むことだしー
というわけで公園内に侵入
誰もいない公園を奥へ奥へと突き進んでいくと…
暫く美しい城壁をお楽しみください
うはーっきてよかったー
あそこで門が開いてることに気付くなんて流石chaola氏!!
いやぁもうまさに勝ち組。もう10時過ぎてるけど来て良かったマジで
あとは最終日に無理やり時間を見つけて
ここの近くにあるという石畳道に行けば…
「いや、そこだから今行けばいいんじゃね」BYchaola氏
というわけで夜中だけど石畳道強行!!
一気に山ノ下まで降りたらもう上に上がるのが面倒だったので
石畳前バス停付近から街道沿いにゆいレールあさと駅まで
深夜徒歩での強行軍
「一寸行って帰るつもりだったのにー」
BYシリーウォーカー氏談
いやまあそこはそれってことで
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