きづいたら京都の山奥2010
pinky版はこちら


というわけであけて二日目
今年は去年夜間拝観に出かけた神護寺のある高尾にでかけますよ
先ずはバスで高山寺へ向かいます

というわけで一気に到着
ちょっと曇ってるけど暑くないのは良いね

…とか思ってたのですが
雨降ってきました

また雨が降ってきましたよ

幸いぱらぱらと言うような弱い雨ですが
気づくと全身ぐっしょり
何で毎回雨降られるねん

気を取り直して順路に従って道を登っていくと
やる気満々な石垣が。

なんかもう最近は石垣見るだけにでニヤニヤしてるから
たぶん傍から見たらとても気持ちの悪い状態だと思う

高山寺は門から入って山のほうまで登りそこからぐるりと戻ってくる
結構広いお寺です
先ずは入ってすぐにある石水院へ
ちなみに石水院は別料金

門の横にでかい岩
ううん…個人的にはコレだけでも満足だなあ

お座敷からの眺めは気持ちが良いですね
特にココは山の斜面にあるので
正面の木々が下に下がっていて空が開けていて気持ちがよいです
ちなみにココ、鳥獣戯画と日本最古の茶園で知られていて
石水院では鳥獣戯画の複製が拝観できます

複製とはいえ生で見るの初めてなので
ちょっとドキドキ
思ってたより小さいのね

そして上に上がって開山堂
このあたりは木々がうっそうとして暗いので
空が開けたところに来るとちょっと安心します

背後に山が迫ってるのとさっきからぱらついてる雨のせいで
なんともシットリトした雰囲気

さらに上がって金堂へ
このとき上の道通ったので仏足石見逃しちゃったよ

金堂では釈迦如来が祭られていますよ
しかし朝一で来たせいか全然人いないな

というわけでココから入り口まで下っていきます
この石垣の向こうが茶園かな

さて、というわけで高山寺を後にして西明寺へと向かいます

ここからは川沿いに下っていくだけ
今年は昨年よりは紅葉が色づいてるかな

西明寺に到着すると、正面の雰囲気が良い感じです

上に上がると先ほどの高山寺と違って
結構開けた雰囲気

さっき渡った橋を河に下りて見上げてみる
うん。思ったとうり良い雰囲気だなあ
コレだから山の中にあるお寺ってすき
(注:偶に話が飛ぶのは、これ書いてるのが
行ってから一年近く立ってるせいです)

さて、ふたたび道に上がって
昨年夜間拝観をした神護寺へと向かいますよ

…あそこが西明寺のもともとの入り口だったのかしらん?!

とか思ってるうちに神護寺に到着
夜歩いた時も長いって思ったけど
昼間見てもやっぱり長いなあ

しかし京都に来るようになったもう何年も立つけど
たぶん今のところところ一番紅葉が綺麗だ今年

階段を登りきってもまだまだ歩くよ
ううん。やっぱりココは広いな

夜間拝観の時に見れなかったあたりをぐるぐるーって回って

五大堂と毘沙門堂〜

ソシテそのまま大師堂へ
丁度特別拝観。ちなみに別料金だ

んでもって金堂へお参り
よく考えたらまず金堂に来るべきだったのではないだろうか

金堂から五大堂を見下ろす
ううむ今回はどこに言っても紅葉がいいね

多宝塔〜
夜間は入れないところが多かったからもう一回来て正解だった

多宝塔から今度は瓦投げの展望台へと向かいますよ

弘法大師ゆかりの井戸を通り過ぎて

展望台ー。興見ると結構高いところまで上がってきてるんだ

そしてそばの売店で買った素焼きを投げる瓦投げ
コレがもう全然飛ばない
あんな投げやすい形してるのに意外と難しいんだよね

と言うところで一休み。ココからは清川沿いに下っていきますよ

こんかいの目的は神護寺再訪と
愛宕山山腹にある月輪寺に行ってみることです
ガイドブック見るとこんな町歩きの格好で行くところじゃないっぽいけど
なんか行かなくちゃいけない気がするので略

川沿いに寂れた水道橋
渓谷はますます険しくなっていきます

清川沿いに進んで途中で上の道へ
ココから清川のバス停が近いのですが
それとは反対方向の山道を進んでいくと

川沿いのプレハブに「月輪寺のぼりぐち」の文字
さてココからはマジで山道ですよ

どうでもいいけど、こののぼりぐちの横に
鞄のない郵便配達のバイクが止まってたんだけど
郵便やさんも上に上がったのかしらん?

暫く山道を登ったら途中で分かれ道があるので
そこを折れて空也滝へと向かいますよ

月輪寺が出来た時、その場所が山の上過ぎて
生活用水がまったく手に入らず
毎日清滝まで汲みにいっていたそうなのですが
あるとき竜神が現れてなんやかんやの結果
山の山腹に滝が出来て清滝まで降りなくても
水を汲めるようになったということです

ただし、冬は凍ってしまうので
冬場は清滝まで降りないと水が汲めないそうです
すごいうろ覚えだけど間違ってあらごめん

で、空也滝に到着
調べたとうり滝の前には4〜5件の家々
手入れはされてるんだけど
まったく人の気配がしないのが怖いです

毎日信者の人が手入れに来てるのかな
寂れてる感じはまったくしないですね

さて、空也滝から分岐に戻って
月輪寺へと登っていきます
途中何人かの人とすれ違ったのですが
皆杖に鈴つけてるのね

ってことはまさか、ここって熊出るの熊??

ちなみにここ、携帯の電波が届きません
山ん中でも通じると有名なDOCOMOも完全な圏外です
というか清川ぞいからずーっと圏外

一箇所だけ「携帯通じます」って所があったけどね
京都は気を抜くと突然形態通じないところがあるからびっくりするわ

…あともうすこし…

ソシテいきなり展望が開けたと思ったら

やっと到着ー
なんかこじんまりとした可愛いお寺だ

さて、この月輪寺
もともと神護寺西明寺高山時まで含む広い範囲のお寺で
(地図で見るとこれらのお寺が略一直線に並んでいるらしい)
都の裏鬼門を守る重要なお寺だったそうです

宝物殿には空也像があるのですが

六波羅にある有名な空也像とは違い
こちらの空也像は口から出てきている
南無阿弥陀仏の仏達は左右に分かれ
そして非常に苦しそうな表情をしています

これは空也上人の修行時代を表しているそうで
分かれている仏も苦悶の表情も
迷いが断ち切れない、修行の苦しさを表しているそうです

一般には六波羅の模倣品とされることが多いそうですが
模倣品ならこのようなあらわし方をしないはずなので
単にこちらのお寺が廃れたせいで正確な評価を得られてないだけではないか

と言うようなことを住職さんはとうとうと語っておりました
まあそんなことを置いておいたとしても
こちらの空也像もとてもよく
個人的には両方並べて鑑賞したいところですが

ココからだと京都市外がうっすらと見れますね

さて、ココからさらに愛宕神社まで行きたかったのですが
「つくころには暗くなるし熊出るからとっとと下山しなさい」
と忠告を受けたので諦めて下山することにしました

っていうか、先ほどの上り口の前にあった
郵便やさんのバイク、まだ置いてあるんだけど?
アレから軽く二時間近く過ぎてるはずなのに??
ユウビンヤサンドコー

というわけで一気に下って清滝のバス停へ
このあたりから愛宕神社へののぼりぐちがあるのですが
まあ次回来た時にでも…

でもこのまま戻るのはなんか悔しかったので
嵐山に寄り道〜。とりあえず渡月橋チェキー

そしてJRの嵯峨嵐山駅へ
もう一箇所ぐらい回りたかったけど
もう大体閉山時間なので略

トロッコ嵯峨駅前にはSLと謎のモニュメントが

なんだろうねあのモニュメント…

というところでJRで京都へ
そういえばこの路線使うの初めてだ!!

オラオラオラオラ

レオナルド博士に怒られるから車内は静かにな

一日目前編
一日目後半
三日目



戻る なんかありましたら以下まで… misuzugxあっと gmail.com ("あっと"を"@"に書き換えて使ってください)