京都奈良日記2005(二)

pinkyなくちゃいやジャー!!…って人は
こちら


そんなわけで二日目です。
僕は旅先では大体5時ぐらいに起きたりしてるのですが
一日目が歩きっぱなしだったせいか、寝過ごしそうになってしまいました

そんなわけで慌てて吉野駅に到着です。

電車の写真はいつも撮ってるので今回は駅の写真を撮影していたのですが
そのあたりをうろついていた子供に「ストーカー」呼ばわりされてしまいました。
って、なんでやねんトーカーって・・・

まあ、それはそれとしてロープウェー乗り場に向かいます

ロープウェーと言えば「〇年で落ちると言われてますが今日がその〇年です」
ってのがお決まりですが、このロープウェーはマジで以下略
時刻表があるのに客が乗ったら運行というルーズさが一寸イカス

そんなわけで山の上まで上がって最初の目的地、金峯山寺へと向かいます。
この界隈は元々山丸ごとで一個のお寺だったらしいですが
明治期に神仏分離で解体、寺社仏閣もかなりの数が壊されたそうです。
まあ、それでもそこら中、神社やお寺だらけなんですが・・・
南北朝時代の南朝皇居があった場所でもあるそうですよ。
南北朝なんて中学の頃やったような気がするけど
名前だけで場所なんか全然知りませんでした。

ちゅうわけで、銅の鳥居をぬけ道なりに進むと
金峯山寺の仁王門が見えてきました

仁王門を抜け道なりにすすんでいくと蔵王堂の横に出ます。
仁王門も良かったですが、蔵王堂もなんともいえない迫力と
年月を感じさせるこの風格がたまりませんね

蔵王堂向かって左の階段を下りると南朝宮跡の看板があるのですが
・・・看板があるところ谷間なんですけど・・・??

"生"修験者〜(第一〇銀)
なんかの儀式があったらしくその準備中です。
もう、そこら中修験者だらけで以下略

そんなわけで源義経が潜伏したと言われる吉水神社にやって来ました。
後醍醐天皇やら豊臣秀吉ともゆかりのあるなんか凄い神社です。

今年は大河ドラマをやっているので、そのうちTVでも出てくるかなあ・・・
と思っていたら11/6の放送で数分しか写りませんでしたね。
いや、いいんだけど、行ってきたばっかりの場所がTVに写るのって結構オツなものです

吉水神社からの絶景。吉野は綺麗な風景を楽しめる個所が多くてイイですね
下千本から中千本までは普通の町並みなので
所々にある絶景ポイントは是非押さえておきたいものです

画面中央ちょい上のくぼみが蹄跡だとおもうのですが・・・

こういう起伏のある風景って結構好き。
向うの鳥居のあたりがメインストリートです

メインストリートに戻ったら反対側にガーって下って大日寺に到着です。
住職さんにこの界隈で「吉野山寺宝めぐり」と言うイベントをやってることを教えてもらいました。
どうせこの一帯のお寺全部周るつもりだったので
途中からですが宝めぐりに参加することにしました。
拝観証明の散華をもらって次の目的地へ出発です

勝手神社は平成14年に焼失・・・くそう

いまは透塀しかのこっていません。くそう

どうでもいいけど、この季節の晴天は光線が強すぎて・・・

↓エエー!!

桁間違えてんのかと思ったわ

というわけで喜蔵院に到着です。

拝観受付でお願いすると本堂を開けてもらえるのですが
ほかに観光客がいないので事実上僕一人のためだけに
本堂をあけてもらったことに・・・スゲエー!!

開けてもらってすぐ帰るのは悪い気がしたので
いつもより一寸長めに拝観しましたよ。

犬を飼ってるところは多いのですが、孔雀を飼ってる所は初めてですね

ちゅうわけで桜本坊に到着。
このあたりになると、いつものごとく
行った場所と名前がおぼろげにー・・・
やっぱ密集地帯は危険だなあ

ここは三つのお堂が欄干のついた橋でつながってるのがカッコイイですよ
正面からの写真も撮ったのですが、光線が強すぎて真っ白でした・・・くそう

そんなこんなで善福寺をまわって・・・

駆け足気味に竹林院までやって来ました。

でも、門の上に旅館の渡り廊下が・・・
このあたりはお寺がやっている旅館が多いのですが
ここは特に大きかったです。裏手には回遊式の庭園もあるのですよ

お堂の右側に回って庭園へ。でも、やっぱ門の上の
渡り廊下が頭にこびりついてしょうがありません。

・・・いや、いいけどさ。やっぱ台無しっぽいよアレ

そんなわけで小山神社前までやってきました。
こっからはバスで奥千本へ向かいます。

でも、バスまで時間があったし暑かったので
軽くお昼を食べて時間を潰します

と言うわけで、奥千本口バス停前は修行門に到着 
こっから金峯神社まで死にそうな登り坂を登ります。 

脹脛が破裂しそうになりながら何とか到着。
ここからまだ登り坂が続くのですが
左側に下って義経隠塔に行ってみることにしました。

林の中にひっそりと立ってる義経隠塔
敵に囲まれた義経が屋根を蹴破って逃れたので
蹴抜塔とも言うそうです。

さて、神社前まで戻って登り坂を奥千本へと向かいます。
途中、宝塔院跡ルートで行くか迷いましたが
とりあえず直接奥千本へ向かうことにします。がっ

「←奥千本・鳳閣寺→」見たいな標識があって
どうせだからこっちのお寺から行ってみようとか思って
思わずわき道にそれてしまいました。

山の上なので景色は良いのですが
だんだん道がなくなってきましたね…

「実はルートから外れて獣道に迷い込んでるのでは」
とか思いましたが一応大丈夫〜

〜なんか駄目っぽい〜
ここからさらに数十メートル進んだところで流石に
やばいものを感じたので急いで道を引き返し
さっきの分かれ道から奥千本へと向かうことにしました。

そんなこんなでやっと奥千本の西行庵に到着。

このあたりは山に囲まれた谷間になっているのですが
ホッとするような本当に綺麗な場所です。

このあたりは微妙に紅葉が始まっているのでさらにいいですね
さて、帰りは宝塔院跡ルートで戻ります。
でも、この道もかなり怪しいんですよね・・・

宝塔院跡にあった標識
鳳閣寺4.3キロ・・・??

後で調べたら、行って帰って3時間ぐらいの距離だったようです。
うむう・・・行けなくは無いけど、あんな倒木とか草で道が隠れているルート
三時間も歩きたくないよ。マジで

そんなわけで一気に置千本口までもどってきました。
帰りはバスではなく如意林寺方面へ抜けるルートを下ります。
一気に下って高城山展望台までやって来ました。

女子高生ぐらいの団体がキャイキャイ騒いでましたがそれはそれ
再びチェーンソーの音が鳴り響く道路をフラフラ進むと丈之橋跡に到着
重要文化財の看板が落ちてますが、
どのあたりが橋跡か全然わかりません

そしてさらに下ると吉野水分神社に到着です。
・・・思わずため息・・・

ここは豊臣秀頼が再建した神社だそうですが、
まあ、実際は家康が豊臣家の勢力をそぐために
秀頼の名で再建させたものなんでしょうね

しかし、ここも美しい神社ですね

写真が綺麗に取れていないのが凄く残念。
おみくじやお守りを売っていますが、誰もいないので
一寸廃墟っぽい魅力もありますね(失礼!!

さあ、さらに下って花矢倉展望台
下千本から中千本までさっき歩いてきたルートを望むことが出来ます
ここからでも蔵王堂がみえますね

さて、ここから標識どうりに進むとまたもや獣道のようなコースに入ってしまいます。
一応所々に標識があるは有るのですがくさって倒れていたり、
「行き止まり」標識の上に紙を貼って書き直されていたり
妙に不安をあおるようなアレがごろごろと・・・

なんとか車道に出ることが出来たのですが、
如意林寺の駐車場は有っても標識が無いので
どっちに行っていいのかしばし迷ってしまいました。

そんなこんなでとりあえず無事に到着です

ここは宝物殿を回って多宝塔を回るともう3時
例の散華、途中から集め始めたので欠けを埋めるべく
東南院・蔵王堂・弘願寺の三箇所に再び向かうことに・・・

でも、最後に寄ったお寺が「勝手に持っていって」
って感じで台紙を置いていなかったので
蔵王堂に三度訪れるはめに・・・顔覚えられたろうなあ・・・

本当は牡丹鍋とか山栗とか食べたかったのですが
もう疲れ果ててしまって何もくうきがしません

そんなわけで今日最後の目的地、吉野神宮に向かいます

山の上を一キロぐらい歩けばすぐつくのですが
もう歩くのが嫌だったので電車で一駅の吉野神宮駅から歩くことにしました
でも、凄いきつい登り坂の連続に早くも後悔・・・
これなら山の上歩いてきたほうが楽だったよ

そんなわけでヘトヘトになりながら何とか到着。
参道を通って拝殿へと向かいます。
この参道の途中にも景色のいい場所があるのですが
写真を撮るの忘れていました。

流石にもう夕暮れなので観光客は一人もいませんね。
簡単にお参りして再び道を戻ります

さて、僕は京都奈良・・・寺社仏閣をみにいくと
出来る限りお賽銭とお参りをするようにしています。
別に何か祈願だとか、そういうのではなく
ただの観光客風情がうろつかせてもらうんだから
まあ、挨拶っていうか御礼って言うか、
神社なんか下手に礼を欠いたら祟られそうだしな
砂利銭が無くなったらお参りだけになりますけどね。

吉野神宮駅はこじんまりとしていますね。
コレでも一時間に特急含めて4本も走ってるのがありがたいです。

帰りの電車の中で見かけた吊広告

御厨祭・・・


・入れ忘れてた写真・

山めぐりの散華です。全部行ったのは確かなんだけど
どうも記憶があいまいですね。




その一
その三



戻る なんかありましたら以下まで… misuzugxあっと gmail.com ("あっと"を"@"に書き換えて使ってください)