那覇でナハナハ笑う沖縄日記2008(二)
pinkyなくちゃいやジャー!!…って人はこちら


さて、結局前日ホテルに戻ったのがよる遅かった癖に
そっからさらに深夜まで人の部屋でミミガー食いながら
インターネットのアクセスポイントを探すという暴挙に出てしまったり

そんなこんなでグダグダのまま明けて三日目
この日はMKK3000氏とシリーウォーカー氏の三人でレンタカーを借りて
再び名護方面、昨日行き損ねた今帰仁へGOですよ
沖縄は世界遺産に指定された城跡のほかにも
細かいものを含めればそこら中に城跡があり
一寸無理すれば4箇所は回れるんじゃね?!
とか話していたんですが、そこはソレ無理はしないで

今帰仁と座喜味の二箇所に絞ることになりました

座喜身か勝連かで結構悩んだんですけどね
勝連なら中城もいけるんじゃないかって思ったんだけど
交通の便と利便性から無理はしないことになりました

ペリー提督が美しいといった中城も見たかったんだけどね

そんなわけでレンタカーを受け取ったらまずは
国場川を渡って最初の目的地、旧海軍指令本部へと向かいます

ちなみに指令本部の近くに豊見城跡公園という城跡があり
まあ、何もないかもしれないけど一寸寄ってみたいなあって思ったのですが
出発直後に寄り道というのも何なのでやめておきました

小高い丘のてっぺんの爽快なロケーションをしばし楽しんだら
いよいよ指令本部へ。朝一番できたせいか他のお客はみあたりません

入り口ホールに展示してあった戦中戦後の記録写真
ああいうのこそ図録みたいにして分けてくれないかなあ
B5フルカラー口絵付2500円ぐらいでさあ…

そしていよいよ指令本部へと続く長いくだり階段へ…!!

こういった旧軍事関係の施設などは毛嫌いする人もいると思いますが
行かないでグダグダ言うよりも、行ってグダグダ言うほうが正解だと思います
確かどっかにもこういった地下指令本部の跡っがあった気がしたんだけど
どこだったかなあ…って言うか中見れたんだっけかなアレは

中は綺麗に整備されているので
戦争遺跡というような暗い雰囲気は余りありません
非公開の分岐や端の方などは電気が暗いところもあるのですが

男の子は地下室と穴倉が大好き!!基本ですね!!

中をめぐってるうちに否応なしに盛り上がるテンション
反響する地下壕の中を騒ぎながら歩き回っていたのですガッ


「…写真取り捲ってたけどさ…ココ、あまり写真撮っていい場所じゃなかったわ…」
BY.MKK3000氏談

とても悪いことをして閉まったかのように項垂れる我々三人 
そして、指令壕の端っこ、
最後の出撃が行われたという風景のこの物悲しい重々しさ

さっきまでのテンションが嘘のように一気に厳粛なムードに包まれ口数も少なくなり
しんみりと出口から出てきた我々を待ち構えていたのは

やたら商魂たくましいお土産屋のオバちゃんの呼び込みでした
いろんな意味で台無しだ!!

っていうか、パイナップルパークでも思ったんだけど
沖縄のお土産屋ってなんか無駄に商魂たくましくない??

そんなわけで気を取り直し一路名護へ!!

名護といえば名護ICを下りたすぐあたりに
名護城跡があるのですが、寄り道して本命を逃すわけには行かないので
そのあたりはサクっとスルーして
いよいよ今帰仁に到着〜…って、なんか普通の公園っぽい??

城の真正面はレストハウスと駐車スペース
全体模型中央の赤い丸のあたりが今いるところですね

ココからすぐ山の頂上へと向かうと今帰仁城跡なんですが
ココから下に下ったところが集落になっていたらしく
横を見るとまさに発掘調査中なのか復元中らしき石積みの山!!

こっちのほうにもいけそうだったので出来れば歩いて回れるだけ回りたかったのですが
とりあえず今回は我慢の子です
でもいきたかったなぁ…ココも回ったら
今帰仁だけで一日つぶせちゃうよっ!!

そして全体模型から山の上へと目をやると
まさに"何かとてもいいもの"のシルエットが
今か今かと我々を手薬煉引いて待っているではありませんか

今すぐ駆けつけたい気持ちを抑えて
とりあえず脇で売っていた砂糖黍ジュースでクールダウン
さっぱりした甘さですっきり飲めたので
帰りにもう一回買おうと思ったのですが
店のおじちゃんが席を外していたので諦めました…

という訳でいよいよ城跡ですっ

沖縄の城って大陸風味、つまり中国的なイメージだと思っていたのですが
石積みだけ見るとまったく異なるイメージなんですよね
まあ、言うほど大陸風建築に詳しいわけじゃないけど
なんていうか日本とか大陸とかではない異文化的なにおいがします

チケット売り場にいた猫らぶり〜
もうどこに行っても猫がいたらチェキるのは基本ですね

という訳でいよいよ入り口です
この石積みの上には何か櫓が立っていたのかもしれませんね

門の横、城壁から城のほうを望む
左下から城へ向かってまっすぐ道が伸びていますが
奥に続く階段は近年作られたものだそうです
本来の道は階段下に続く石積みの道なんですが
崩れていて危ないのであまり使われていないとか

そして門の上から反対側を見るとそこにも
なにか櫓か何かの跡があります

この間が深い谷になってるので
多分見張り台か出城のようなものじゃないのかな?!

どうでもいいけど、ココの石積みって
本当につんであるだけなんですよね
馬鹿な修学旅行所為か不良観光客がいたずらしようと思ったら出来ちゃう感じ

そんなわけで城の上に到着〜
うはぁ〜見晴らしいい〜

下に広がるぐるりと巻いた城壁がまたなんともそそります
さっき入ってきた門の脇からあそこにいけるようなので
帰りの楽しみってことでとてもワクドキ
一寸急ぎ足になりながら城内をぐるぐると回ります

と、城の裏側にもなんかとてもよさそうな空間発見!!
奥のほうに看板あるからあそこにも行っていいんだよね?!
行ってかまわないんですよねヒャッホー!!

…ひゃっほー…??

足元危険のため立ち入り禁止

な、なんくるないさー(泣く)

気を取り直して先ほどの正面城壁へ
来たときは新しい階段を使ったのですが
今度は本来の古いほうの階段を使いました
う〜ん崩れまくっていて好い感じじゃよ〜

門の脇から城壁の方へぬけようとしたら
木々の向こうに先ほどの猫がっ

いくら強請られてもあげられる物はありませんよ

という訳でしばし今帰仁の美しい風景をお楽しみください

写真が面倒という人は

動画でどうぞ低解像度だけどナッ






今帰仁を見た瞬間何か異文化的なにおいがあると思ったのですが
草に埋もれた岩肌の自然美と城壁の人工的な造詣の対比が
そう感じさせているのかもしれませんねとにかくココから見る風景は
どっからどう見上げても全然飽き来なくて凄く困ってしまいました

写真じゃわかりにくいんだけど
中央にくぼ地があってね、
多分これ井戸かなんかの跡じゃないかと…

さて、そうこうしてるうちにそろそろお昼です
せっかく沖縄にいるんだからこっちで食えるものがいいよねってことで
昨日バスの中で見つけていたヤギ汁の看板の店か
手堅くアグーを…っとか思ってたら
名護市に戻る途中に丁度よく
今帰仁アグーの看板発見!!
早速看板に沿って山道を突っ切っていったのですが

営業は夕方五時から…

思いっきり飲み屋じゃんギャフン!!

しょうがないから最初の予定通り
件のヤギ汁の店を〜…って思ってたら
気付かないうちにスルーしていたらしく
まったく何にもありつけないまま名護市通過

コレは流石にヤバイと何か無いかなと
道の駅で適当に済まそうということになったのですが…!!

「イルカ定食」竣工!!

そうそう、そういやあ、昨日バスガイドさんが名護市近辺では
イルカ食う習慣があるって言ってたもんね
すっかり忘れていたけどココに来てこんな珍しいものにありつける
幸運にめぐり合うとは神様だって気付くまい

流石に注文する時に店のオバちゃんが
「くさいですよ?!とても臭みがありますけど大丈夫ですか??」
って聞いてきましたが、旅行者にとってそんな些細なことは問題ではないのです

このあとも数回念を押されましたが

食ってみると思ったほど臭みが無く
味付けが濃いいせいかオカズには丁度いい感じでしたよ
鯨とどっちが旨いかって??
鯨食ったのずいぶん前だからなあ…
まあ、鯨とイルカの違いって主に大きさだからたぶん
そんなに変わらないと思うんだけどね

というわけで再び南下
ぐりぐり〜っと進んでいくと〜…

座気味城跡に到着〜
ってなんか普通の公園くさい?!

敷地内には復元された高床式倉庫
真ん中に見えるのが取り外し式の階段ですね

なんで城跡に高床式倉庫なんジャー
とか言う疑問は置いておいて、とりあえず正面階段を上り
城跡へ向かってサクサク進んでいくと
一本に伸びる道の向こうに座気味城が見えてきました

きたらまずは中に入りたいところですが
とりあえず城の周りを一周
城の中央(?!)に前庭がついた構造で
途中で石積みの曲線が変わっているのが解ります

本当は一周したかったけど
向かって左側は崖なので通れず残念
まあ遊歩道のある右側も道のすぐ横が崖だったりして危ないんですけどね

そんなわけでいよいよ中へ!!
ここも石の作り出すなんとも柔らかい曲線が
なんともいえない異国的な雰囲気をかもし出しています
とりあえずここでも
動画チェキ

入って左のほうへなにか道が続いてるのが気になるので
とりあえずそっちのほうへ〜

サクサク進んでいくとさも当然のように行き止まり

大ハッスルで石積みを撮影しまくるMKK3000氏とシリーウォーカー氏

さて、座気味の石積みはきっちり組み合わされていて
その表面はとても滑らかに加工されていて
今帰仁とはまったく違った雰囲気を持っています
それにしてもここは高く積んでありますね

そしてさらに奥へと進むと石積みの上に登れそうなので
当然、登ってチェキ!!
登れそうな石積みは登るのがデフォだ!

下からの眺めが見たい人は
動画で〜


石積みの上って一周できるかと思ったのに
左側のほうは入れなくなっていました…残念!!
という訳でしばし石積みの上からの風景をお楽しみください



さて、座気味を堪能したら
一気に一般道を南下して那覇へと向かいます
今回僕はまったく運転していません
いや、運転変わりましょうかーって聞いたら

「こんな危険運転のバーゲンセールな場所で君みたいな運転はマジで死ねるからやめて」

「沖縄県民の運転は目茶苦茶だけど、米軍ナンバーの運転はそれ以上に酷すぎる!!
県民と米軍の仲が悪いのは基地問題とかよりもまずは
お互いの運転マナーの悪さのせいじゃないのか
っていうかお前ら全員車に乗るな!!!!」
BY.MKK3000氏談


車を運転していてこんなに機嫌の悪い氏は初めてです

さて、那覇市内に戻ったら恒例のマンホールチェキー

よく見ると魚が一杯ですよ

さて、那覇に帰ったと入ってもまだ日も暮れていません
このままホテルでうだうだするのはあまりに時間がもったいない!!

ここは日本最南端の駅と日本最西端の駅を攻めるべきではないだろうか!!

という訳で速攻ゆいレールで
先ずは日本最西端「那覇空港駅」へGO!!

ポイントがねーグーって動くのがかっこいいんですよ
空港駅の一寸手前になんか凄い大量のポイントがある建物があって
待避線かな後か思ってたら、実は「ゆいレール展示館」
うわー知ってたら近くまで行ったのにー

どっかに日本最西端の碑があるはずなんですが
どうも改札の外のようです
どうせ明日帰るときにもくるんだから
ってことでココは下車せずにそのまま一個手前の最南端
赤嶺駅にやってきました

ホームから見える日本最南端の碑に行くために
さも当然のように改札を出て外へ!!

もともとは九州の駅が最南端だったんだけど
那覇にモノレールが出来てしまったので今はココが最南端。

路線図を見るとまるで最南端の駅を作るために
ココに駅を作ったかのような不自然さが漂います

っていうか、ゆいレールってなんか軌道の引き方が変なんだよね
まきし駅とあさと駅の間なんてヘアピン過ぎるし〜

さて、このあとMKK3000氏たちと合流して
夕食がてら呑みに行こうかみたいな流れになっていたので
どうせ目的地は国際通りじゃないのかーみたいな感じで
シリーウォーカー氏と二人でとっとと国際通りへ

なかなか連絡取れないねーとか言いながら
特に目的もなく市場内をうろうろ
やっぱり沖縄の人は観光客に容赦が無いと思います

やっとこさMKK3000氏とchaola氏と合流
やってきたのは"ヤギ料理専門店"

昼間ヤギ汁をスルーしてしまった恨みを今こそ!!

店に入って先ずはオリオンビールにヤギの刺身
臭みがあるって聞いてたけど全然そんなものどこへやら
ああコレは酒が進むなあ。

ヤギ刺しをわいわい言いながら食ってたら
店のオバちゃんが「溶けるから、溶けるから早く食べて」
と、サービスで一皿出してくれました

ううん、このトロっとしてネットリした食感は
なんていうかアレを連想させるんだけど
オバちゃんコレどこの肉??

「ん?!心臓。心臓だから溶ける前に食べて食べて」

へー心臓かー。心臓ってもっとコリコリしてるかと思ったけど
ネットリして旨いもんだねえ

ここで某SCAMP氏から合流するとの電話
氏のために一寸残しておいて
ゾクゾクと出てくるサイドメニューを楽しみますよ

写真が半分食い散らかし気味なのは食ってから写真のことを思い出したからだ!

くってるうちにSCAMP氏合流
早速さっきの心臓を進めると一寸躊躇ったので
オバちゃんに「コレ心臓デスヨねえ」って聞いたら

「睾丸。それ、きんたま」

やっぱ金玉じゃねえかい!!
一寸マジで心臓だって信じちゃったじゃん
オバちゃんったらお茶目

さて、沖縄ときたらやっぱ古酒だろうってことで
後ろにおいてあった瓶の中のを注文

僕はアルコール強いのは苦手なので
水で割って飲んでましたが
沖縄のお酒って妙に甘いものと合うよね
僕だけ??

さて、散々食って飲みまくったのでそろそろ
絞めにしようってことで…いよいよ今朝のリベンジ
ヤギ汁竣工

ドドドドドドドカウマー!!

「いや、何度か沖縄でヤギ食ったことあるけど
自分の中のヤギ感が完全に覆されたよ」
某chaola氏談

他で食うともっと臭みがあるそうです
さすがは専門店って感じですが
最初に食ったヤギがこんなに旨かったのは
果たしてよかったのか悪かったのか(笑)


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