北海道釧路日記2006(二)
pinkyなくちゃいやジャー!!…って人は
こちら


そんな訳で二日目
この日も気温が18度ぐらいです。
上着持ってくるんだったなあ
この日もレンタカーを予約しているので 
いつもの旅行に比べノンビリとしています 

どうでもいいけど、釧路駅周辺の寂れっぷりがかなりキッツインだけど…
春取湖あたりは普通の住宅街でそれなりに栄えてるのに
湾岸地域から再開発してんのかな。
MOO近くの風俗キャバクラ街なんて半分ぐらいテナント入ってなくって
むっちゃくちゃ寂しかったぞっと

二日目は時間に余裕があるとはいえ、
遠出がしたいので余り時間があるとはいえません。
使いにくいナビに悩まされつつ釧路から東に突き進んで
先ずは霧多布湿原へ…!!
…の、途中でせっかくだから厚岸の国泰寺に寄り道しました

幕府が立てた蝦夷三官寺のひとつらしいですが
ぼろぼろの山門と境内の桜と松意外はあまり…


こっちの桜は広がった枝がなかなか面白くて
春ごろ見にきたいですね。

お寺の横に神社もあるのですが
木刀持った年配の方が素振りしながら上り下りしまくってるので
なんとなく寄るのをやめてしまいました

こういうとこの質素な資料館スキスキ

江戸幕府がアイヌを改宗させようとこのお寺と神社を作ったらしいのですが
数年後ものの見事に寂れてて慌てて改築したらしいですね。

この資料館の横にはアイヌ慰霊碑が建っています
北海道は争いの歴史でいっぱいです。

一寸長居をしてしまったので急いで出発
愛冠岬にも行ってみようかと思ったのですが
ナビの指示がまたとおれなさそうな脇道ばかり示すので
とりあえずスルー

そんなわけで次の目的地、琵琶瀬展望台にやってきました

向うに小さく見えるのは窓岩
一寸前の地震で一部崩落し形が変わってしまっています

そして展望台の後ろを向くと、
何処までも広がる霧多布湿原!!

このあたり一帯、もこっもこっって盛り上がった岩盤が海岸線に連なっていて、
琵琶瀬展望台もそういった岩の上のようです。
周りは放牧地になっているらしく馬が一杯だれていました

琵琶瀬を後にして霧多布湿原センターへと車を急がせます
車運転してるとあまり風景を見ている暇がないのですが
なかなかどうして、それでも目に入る景色はまさに絶景の一言

湿原の中を突っ切って3キロほど進むと湿原センターに到着
釧路湿原よりも間近に湿原を眺められるのがいいですね。

途中の駐車場や歩道なんかブラブラ歩いて
湿原を気楽に堪能できるのもオススメです
まあ、僕は車でしたが…

そろそろ予定がずれ込んできました。
もうスルーしようかと思ったけどそんなに離れてるわけではないので
ささっと霧多布岬に到着

シャッターのタイミングミスったー(笑)

岩盤上の駐車場からぐんぐん降りて
どうどうと岸壁に打ち付けられる波がまた凄い迫力

ここから海を見るとまさに吸い込まれそう

さて、時間が押してるのについつい長居をしていました。
霧多布いいなあここ。人がいないのが一寸寂しいけど
ココだけで一日潰してもいいぐらいだ

蟹に別れを告げて次の目的地
根室は納沙布岬に到着!!
根室市内って釧路より栄えてんのね。なんか変な感じ

「全千島・樺太」って…欲張りすぎ
まあ、忘れられがちだけど昔は千島列島全島とサハリン全部日本領だったんだよね
ロシアとのアレで徐々に切り崩してって今の状態になってんだけど
二次大戦の敗戦後、米魯の協議しだいでは
北海道全部無いし北側までロシア領になりそうだったのだぞ
赤い国って分割統治好きだよね

どうでもいいけど、小学生の頃もってた地球儀
樺太の南半分と千島全島が日本領ってことになってたなぁ…

場所柄「島を返せ」看板やコレ系の碑がそこら中にあるのですが
まあ、どっかのサイトでまとめ記事があったからうちではイイや

とりあえず、望郷の家を見学
上映されてるアニメや展示や近所の小中学生のコメントなど
正直いろんな意味で凄いここ。教育って怖ええ

奥の部屋の四島返還諸名簿に署名
受付に戻って「北方領土視察証明書」をもらいました

四種全部もらうべきだった…くそう!!

仮面ライダーも北方領土返還のために戦うぞ!!

天気は悪くないのですが…遠くに薄ぼんやりと見えるのが水晶島です。
本当に薄ぼんやりとしか見えないので本当に見えてるのか不安になりますね

納沙布岬に別れを告げて次の目的地へ向かいます
途中、半島内の景勝地とか回るつもりだったのですが
曲がる場所に迷ってるうちに通り過ぎてしまいました。
車石や落ち石は見に行きたかったんだけどな。くそう!!

風力発言の風車でけえ!!
アニメとかだとズラーって並んでるイメージだけど
こう一機だけズドーンって立っている存在感もなかなか

しばらく車を走らせ
野付半島に到着!!

あせったのかちょっと気が抜けたのか
半島入り口で減速しそこなって縁石に乗り上げてしまいましたが
まあ、乗りあげたのが壁とか人じゃなくてよかった

本当は遊覧船にも乗りたかったのですが
とてもそんな時間はなさそうだったので
直接ネイチャーセンターへ


っていうか、この海の上に道だけがあるような感覚がなかなか
いや、民家が無いわけじゃないけど
細いとこは本当に道しかないしなあ。

根室でノンビリ観光すれば良いのに
わざわざ中標津まできたのは、やはり
野付半島の面白い形状とナラワラとトドワラへの興味でしょうか
ナラワラは帰りによることにして、
まずはトドワラへ出発!!

サロマ湖の原生花園もこんな風だったのかな
海の中にザバーって背の低い草木が広がってる感覚がまた






15分ほど歩いてトドワラに到着
このあたりになるともう立ち枯れた椴松とチマチマと生える草以外何もありません

冬の間に遊歩道が痛んでるらしく 
半分ほど歩行禁止になっていました。ちぇっ

遊歩道沿いにわさわさと生い茂る感じと対照的に
こっちは原始的な死のイメージですね。

ここも、湿地帯化が進んでいて近い将来この風景も
見られなくなってしまうかもしれないそうです

さて、トドワラから戻って野付半島まで来たもう一つの目的

野付から国後島を!!

って思ったのですが…

根室から中標津に向かう途中、急激に天気が悪くなってきていて
全く国後島が見えません。
しまったなあ…やっぱり最初にこっち来るべきだった!!

本当は半島の先までいきたかったのですが
もうそろそろ五時、レンタカーの返却時間が8時とは言え
普通に走って釧路まで二時間半
街頭のない夜道を走るのはイヤなので
余裕を持って根付を去ることにしました。

そんなわけでナラワラ
遠いですね。トドワラと違って近くまでいけないのが残念です

ここで、乗り上げた時に傷が付いていないか確認したのですが
虫の死骸がビッシリ張り付いていてさっぱり解りませんでした

帰りは中標津から釧路まで道東を斜めに走る道路をブッチギリ
途中対向車がライトをチカチカさせてたので
コレは何かあると一寸スピードを緩めていたら
4キロほどある何もない直線のど真ん中で
パトカーが張っていましたとさ

ああ、スピード出したい!!

そんなわけでこの日の戦利品〜
昆布ばっかり。昆布クッキーは会社へのお土産です

人へのお土産はやはり
「椎茸ヨーグルト」と同じ匂いがして
尚且つちゃんと食べられるものがいいですね

あ、釧路には6:30ごろつきました
ネズミ捕りの後平均140キロで飛ばしたのが良かったみたいです。

っていうか、コレなら半島の先までいけたじゃないか!!

蝦夷鹿ラーメンを喰いにいいったら休みだったしー!!もう

その一
その三





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