そろそろ春の足音聞こえる二月半ば

まだまだ寒い日が続くけど一寸寒さがぬくんで来たら

どこかに出かけたくなってきちゃうのはしょうがないよね


「だからって訳じゃないんだけどね」

「ならなんで長野なのさ?!こっちまだ雪残ってるのに…」



ぬくくなってくると雪が恋しくなっちゃうんだよ

そんなわけでマキとミーコの二人は

長野は下諏訪にやってきたのでした。つれづれに


ピンキーストーリー

〜おでかけおでかけ〜

2008諏訪/松本編

pinkyってなんじゃ食物か?…って人は
こちら


さて松本駅に降り立った二人

雪が残ってるといっても端端にちょっこっと残ってるだけみたい

そうなってくるとなんか妙に悔しくなってくるから不思議だね


「つーまーんなーいーっどうせならドバーって大降りのほうが

らしいって感じがするのにーっ」



らしい…って何?!


端はしに雪の残る一寸いい感じの町並みを横目に

ブラブラ歩いていたら何気に一寸小腹がすいてきたかも?!

こういうときは何気に目に付いた店に直行するが吉ってもんだ



「そんなわけで、とりあえずビール!!」



ご飯食べに来たんじゃないの?!

でも、なかなか出てこないので

ついつい机の上のお菓子に手が伸びてしまうんです



いいのかな?!お菓子でおなか膨らますと

ご飯が入んなくなっちゃうよ


「大丈夫。お菓子は別バラだから!!」


そんなこと言ってるから太るんだ!!



コイツはヘビーだっ!!


一寸食べ過ぎた感じで店で一休み

でも、いつまでも店でごろごろしてるわけにも行きません

そろそろ出発しようかと店から出てみたら

ドバーって吹き荒ぶ大降りの雪!!



「いや…どうせならとは言ったけど、別に本当にふらなくても」



「でも、どうせって言ったということは降ってほしかったんでしょ?雪」


ちょっとマキってばニヤニヤ 

ふーんだとふんぞり返り 

こんな程度の雪なんて事ないやいと 

雪の住宅街を突き進むミーコ

と、その町並みを抜けた場所に突如お城出現!!



ここは諏訪の浮き城と呼ばれる高島城

昔はココまで諏訪湖の湖岸が来てたんだって



「あ、神社あるよ。お参りしようお参り」

「えー何お願いするの?雪がやんでほしいとか?!」

くすくす



むっすりして天守閣に登ると

街一面雪に煙って薄ぼんやりとしか見渡せません

あっちが駅だったような気がするから多分こっちは諏訪湖かな

ココまで来たら湖まで行って見ないともったいない!!


お城を出たら一直線

湖まで続く道をザクザクザクザク

だけどそんな二人をあざ笑うかのように

降りしきる雪はどんどん積って行くのです



やっとの思いでついた湖畔は一面の白い世界

これじゃあどこまでが地面でどこまでが湖畔か

さっぱり解りません



「ねえ、ミーコ?」

「ん?!」

「あなたのたってるところが実は氷の上だったりしたら

…ううん…なんでもないの」



…やめてよねちょっと…


段々薄暗くなる湖畔でしばし時間をつぶし

そろそろ行こうかと駅に戻って一路松本へ

本格的に冷え込んできた夕方、早く宿に行ってあったまりたいけど

そんな二人の気持ちなんかどうでもいいやと

帳の落ちた夜の闇に雪はもうもうと揺り続けるのでした



冷えた体は露天で一息だ!!



でも夜が明けてみたらすんごいいい天気

照り付ける太陽がじりじりと

ひんやりと冷たい空気と対照的に暑いぐらい


「…ちっ…昨日と今日を足して二でわればいいんだ!!」



懲りないやつ…と口の中で思っても

外には出さないのがお約束

せっかく晴れたんだし、宿でくすぶっていてもしょうがないし

せっかくだから一寸散歩にでも行きましょう?!

そういやあココから浅間温泉郷って近いみたいだよ



朝ごはんをすましたらいざ出発

いまだ溶けきらぬ雪道をサクサクサクサク道なりに

山のほうや道脇からザサッドサッと雪の音

そんな風景を眺めながら進んで弦公寺に到着です



あっちもこっちも埋もれまくってるね

こういうとこでカマクラやったら楽しそうだ



でもマキはお寺の隣にある三門のほうが気になるようです



「何で草鞋?わらじが何でこんなにかけてあるんだろう?!」

「旅の祈願とか足の健康をとかそう言うのじゃないの?!

なんかそんなこと聞いたことあるような気がしないでもないし」


詳しいことは結局不明

でも門があるってことはこの先に何かあるってことなんじゃないかな

だけど山のほうはまだ雪深い。

昨日アレだけもまれたのに、今日も雪中行軍なんてノーサンキューだねっ


「あの門からあの城へ続いてるんなら言ってもいいんだけどな」



つづいていません

さて、お城を曲がったあっというまに浅間温泉郷

温泉郷といってもそこらじゅうからお湯が吹き出ているわけじゃないんだよ



「さて」

「さて?」

「どうしよう。別に目的もないし…もうもうかえろうか?」

「何言ってるん。せっかくココまで来たんだから山の縁まで

ぐるっと一回りしてみようよ」


ええーっと一寸嫌な顔をするミーコをずるずる

まきったら一路住宅街をグネグネ適当に進んでどん詰まり

御射神社春宮までやってきました



でも、社殿のほうはまだ雪に埋もれているみたい?

一寸いくのがめんどうになったかな


「でも大丈夫。ココから遠くないところに

松本市史跡小笠原家霊廟があるんだよ」



「…何やった人なのさ。小笠原家って」

「ん?!しらない」



御射神社よりも積もりまくった霊廟だけど

せっかく目の前まできたんだからとりあえず行かなきゃ損ってもんだ


「そうそう、ここの奥にに入ったところにね

つり橋があるんだってミーコ!」


付き合わされるほうは大迷惑です



でも、そんなこと言ってるうちに件のつり橋に

ついちゃったんだからココはもう行けるトコまで行くしかないね



「よかった…つり橋なんていうからもっと揺れそうなのかと思ったよ」


ほっと胸をなでおろすミーコです

でも、マキはなんか残念そう?!なんで?



べっつにーとばかりにさらに進むと東屋があったので一休み

ココの脇の石段を上がると天満宮があるんだけど



もう雪道めんどうだからいいや…



街中散策のつもりが思わぬ山道散策になって一寸へとへと

予定を切り上げて宿に戻って一休み


でも一寸物足りないので、宿の近くも散策してみたよ

原瑠璃光如来のおどうなんだって。

原瑠璃光如来って何!?とか聞かないでね。答える気無いから



「よかった…今度は雪に埋もれてない」


そして静かに夜の帳は下りるのです




はてさてそんなわけでのあっという間の最終日

今日も今日とてとてもよく晴れ渡ったいい天気

初日に大雪が降ったなんてもう信じられないですね


初日にアレだけ難儀した雪も、こうもあっさり溶けてしまうと

一寸残念な気分になってくるから不思議です



でも、今日は最後のメインイベントが残ってるんです

松本といえば松本城


「あえて見ないで帰るって選択肢もあるんだけど?!」

「や、やめてよね…そういうむなしいのさぁ」



「…もちろん冗談ですよーだ」



お城をぐるっと回っていざ天守閣へ

屋根に残った雪と黒い壁のコントラストが思ったよりもいい感じ



「そういやあ、黒い城と白い城あるけど、何で色が違うんだっけ?!

黒は豊臣で白は徳川って聞いたような気がするけど…


…白だの黒だの白だの黒だの白だの黒だのっ!!


松本城から出てきたら、その隣の旧開智学校へ

学校といってるけどソレは昔の話。今はただの資料館



「学校は嫌いだよ。でも放課後はそんなでも無かったかな」



資料室になってても教室に立つと色々スッパイ思い出が

ふつふつと、頭をもたげてくるので危険です

ココは色々フラッシュバックでバッドトリップする前に

さくっと抜けて帰宅の徒


でも、もう一寸回ってもよかったんじゃない?!


「いいんだよ、今回はのんびりゆっくりが基本なんだからっ」



さらばアルプちゃんまた会う日まで!!


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