「あーだるいなあもう」

「なぁに?夏ばて??」


なんかじめじめしたはっきりしない天気が続く昨今

ちょっとぶーたれ気味のお二人さん

もう7月も終わりで世間では夏休みだ花火だと騒がしいってのに

なかなか明けきらない梅雨に一寸うんざりだったりするんです


「…ねえねえ、それだったらさミーコ…」


ピンキーストーリー

〜・おでかけ おでかけ・〜

北海道2006・・・その一



pinkyってなんじゃ食物か?…って人は
こちら



そんなわけで二人がやってきましたのは羽田空港

でも、まだ七時を回ったばかり

普段昼まで寝ているミーコには一寸きついみたい


「眠いーっ何でこんな早い時間のにのんのさぁ」

「しょうがないじゃない。これ逃すと次は昼過ぎのしかないんだし…

ええい!乗っちゃえば一時間ぐらい寝てて良いんだから文句言わない!!」



強引なマキに仕切られるままに飛行機に乗り込み

はっと気付いたらもう北海道は釧路に到着です。


「や、やだっ寒い…むちゃくちゃさむーい」

「…ううむ、さすがは北海道。7月にして20度行かないなんて…っ」



北海道だからというわけでなくこの日は本当に寒かったそうで

とりあえず車に乗っちゃえば寒さなんてどうにでもなる

ってなモンでレンタカーでGO!!

でも、レンタカーのカーナビが旧式で

なんとしたことか空港前の道路が表示されないのです。


「??曲がれって言ってるけど曲がるとこないぞ??どうなってんだよ」

「それってそこの階段のことじゃない??」

「ちょっと、そこマンション、私有地!!」

「車止め。車止めがっ!!」


市内に向かったところで四苦八苦

文字通りナビに振り回されて、最初の目的地

春取湖畔の釧路市立博物館に到着です



でも、土曜だって言うのにどういうわけかまったく人気がありません


「いいねえ、これだけ空いてると静かだしのんびり見れるし」

「いいのかな…ホントに今日開館日??」


入り口に近づいてみると「開館」の札。

安心して中に入ると中に入ってみるとほかに来館者は無く貸しきり状態

唯一すれ違ったのはアイヌコーナーで通りかかった警備員だけ。

ホントにこれでやってけるのかな?

特別展示のストーブ展を回って外に出てくるともう昼前です


「ここからだと湖が良く見えるね」

「おーこれが日本で三番目に汚いと噂の春取湖か!!」

「…きたないって…」



「え??違うの??」

「しらなーいっ」


車で一寸移動して、次の目的地「米町ふるさと館」

釧路で一番古い木造建築なんだけど

気をつけてないと周りに馴染んで見落としてしまいそうですね



中をぐるっとひと回りししたら

正面の米町公園で一寸休憩



「これからどうする!?港文館とかMOOとかまわってみるとか?」

「むぅ…せっかく車借りてるのに町乗りってのは勿体無いよな…」

「じゃあじゃあ、それだったらさ…!?」


釧路といったら釧路湿原

マキの提案で来た道を一気に逆戻り

釧路湿原に向かうことにしたのです


「…っていうか、何で最初っから湿原にいかねーのよ」

「そこはそれ、おとなの事情ってやつ?!」


どんな事情か言えないあたりが大人の事情

そうこう言ってる内に北斗遺跡展示館に到着です



「復元遺跡っ!!復元された竪穴住居はどこだ??」

「こっちこっち。資料館の裏から20分…えー意外と遠い〜」

「面倒ならマキはここで待っててよ。私一人でいってくるから」

「あ、まってー」



「この湿原中に石器時代の遺跡が残ってるなんて…なんてロマンなんだ」



資料館の地図によると湿原中にこういった住居跡やら遺跡やらが散らばってるよう

空港の近くにも遺跡があるみたいですね


さて、一寸腐っている遊歩道をズカズカすすんで

目的地の竪穴住居群・擦文の村に到着しました



「地面がやわらかいね。それになんか焦げ臭い…」



「こっちから湿原展望台に抜けられるみたいだし、

どうせこれから行くんだから、ちょっと行ってみよ?!」

「やーだ。こっちまで戻ってこなくちゃいけなくなるじゃん。めんどくさい」



「…いいじゃんそのぐらい…」


一寸名残惜しそうなミーコを引っ張って

住居跡から展示館へとんぼ返り

そのまま数分道を登って釧路市湿原展望台に到着です


「…どうしたの??遊歩道降りないの?」

「いや、ちょっと小腹が…」



そういえば朝から何も食べていません

車から降りるとやっぱり寒いので暖かい芋団子で休憩です



モチモチした団子でお腹を満たしたら

先ずは屋上展望台にあがることにしました

でも、ここって入るだけでお金取られるんですよね…



「眺めいいのは良いんだけど、遠くに工場が見えるのが一寸…」

「まあ、360円の眺めってコトなんじゃない?」


そういえば、空港から釧路市内に向かう途中も意外と工場が多くて

なんだかなぁ〜っておもったんですよね。

なるべく釧路市内方面は見ないようにぐるっと眺めたら

下に降りて遊歩道をサテライト展望台へと降りていくのでした



「流石にこっちのほうがいい眺めだね。工場も見えないしさ」



工場ったって気にしなければなんも気にならない距離なんですけど…

だって、眼下に広がる景色はまるでどこかの国の草原か何にかのよう

いつまで観てても飽きない展望に感嘆しつつ

遊歩道脇の「熊出没注意」の看板が気になりながら

ぐるっと回って駐車場まで戻ってきたら、なんか半端な時間でどうしよう



「じゃあ、それだったらさ…」


またもマキの提案で湿原展望台を後にして

一気に北上、阿寒湖に到着です。


「ってー、返却時間考えたらもうあんまり時間内じゃんかー」

「おっかしいなあ…なんでこんなに時間かかんのよぅ」



時間と距離感がおかしくなるのは北の大地のなせる業

とりあえずアイヌコタンで腹ごしらえ



お土産屋を物色しつつぐるぐるしてたら

もう戻らないとマズイ時間になってしまいました


「古式舞踊見たかったのに〜」

「いいよもう、ラス日にまた寄るから」


そんなこんなで釧路市内まで逆戻り

明日も車で大激走

でも、このままでは終わるまいと夜の街へ繰り出すふたりなのでした



コンビニ以外開いてないじゃないかいっ!!



二日目

三日目



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