果てさてあけて気付くとそこは十和田湖
昨夜は暗くなってからついたから、せっかくの湖も
闇に響く波音だけで怖かったけど
爽やかな朝日にさそわれて
一寸湖まで足を伸ばしてみることにしました

でもせっかく温泉地なので
出かける前に朝風呂一番乗りだ!


ピンキーストーリー
〜・おでかけ おでかけ・〜
青森2007・・・その二

pinkyってなんじゃ食物か?…って人は
こちら

「むかしはさ、湖に波が起こるのって不思議だったんだよね
波は海のものってイメージがあったからさ」
「今はどうなの」
「やっぱ不思議だね」

十和田湖を後にしてがーって山を上がると
やっさきまでいた湖畔が眼下に広がります
でも、一寸風があって寒いかな?

でも、今年は暖かいのであちこちに花がちょろちょろ咲いてるんです

さてさて十和田に別れを告げて、山越え谷越えやってきました田舎館
本当はは城ヶ倉大橋とか奥入瀬渓流とか
イロイロ回ろうといおうと思ったんだけど
サキの勢いアコちゃんの意見は無かったことになりました

いや、いいんだけどね別に

「ここっていうとあれだよね。田んぼにいろんな絵がかいてあるさ」
「そうそう、でももうほとんど刈り取っちゃってるね」

一寸来るのが遅かったかな。でもまだおぼろげには
なんて書いてあるか判別できるそう?!

「あそこのお城に上がれば観れるんじゃないかな。一寸行ってくる!!」
「でも、何でこんなところに城があるんだろ?!」

城じゃなくて田舎館村役場
普段は上まで上がることが出来るみたいですが
今日は日曜なので入れてもらえませんでした。ガッカリですね

役場の前にナニが描いてあったのかは永遠の謎
まあ覚えていたら新聞のバックナンバーでも漁ってみることにしましょうね

「うーん…でもせっかくお城の上に上がれると思ったのにぃ」
「城って言うか偽者だけどね」
「でもこういうのあったら上に上がりたいじゃん!!
ああ、上に上がりたいなぁ。お城の上に上がりたいなぁ…
…そうだ!!そういえばそうだよ!!れっつらゴー」

え?…と聞き返すまもなくアコちゃんサキに連れられ
田舎館を後に一気に弘前にきてしまいました
何で弘前?近いから?町だから??
だってまだお昼を過ぎるか過ぎないかって時間だよ

「何もそんな慌てて町に出なくてもいいのに
盛美園とかほかにもイロイロ回れたんじゃない?!」

「ううん…惜しいけど、やっぱここまできたら本物に上りたくなっちゃうし
弘前といったらやっぱコレよ!!」


「…神社???」
「神社は鳥居で卍はお寺!!」

弘前の市章はお寺の地図記号でおなじみ卍記号
でもここの目的は万時記号ではなく
現存天守のひとつ弘前城

ここってお城の縄張りがほぼそのまま残ってるんだ
とばかりにサキに引っ張られ二人が先ずやってきたのは東門

「ここまっすぐ行けばすぐ天守閣だね。楽勝楽勝」
「ううん。どうせならもっと向こうから回ろうよ」

再びサキに引っ張られでずるずる外堀に沿って回っていくと
なんか素敵な子民家が目の前に

「あ、あそこなんかおもしろしょうじゃない?一寸寄っていこうよ」
「ううん。あとあと先ずはこっち!!」

えーと今でもなく振り返るとそこにはまたも大きな門が

さっきよりも入り口が狭いんだね
そういいながら上を見上げながら門を通過
大きな門ってなんか天井見上げたくなるんだよね

なんて一寸照れながら再び敷地に入り
先ずは敷地内の護国神社

「ほらやっぱり神社じゃん」
「ほらっ…て…いや、えーと」

ちゃりんがらがらぺこりんぺこりんぱんぱんぺこり
軽くおまいりしてサクサク奥へと向かいます
お城の中はいい枝ぶりに育った木々が囲む気持ちのいい散歩道
一寸歩みを緩めてのんびりと中を散策します

季節は十月。青森なんて北の端
昨日は北海道に寒気が下りてきたって言うのに
花咲き乱れる城内はまるで春のそれのよう

「紅葉と花がいっぺんに見れるなんて一寸得した気分かな」
「でも紅葉ってほど色づいていないよ。やっぱ街は暖かいのかな」

色づいていないなんていっても
うっすら赤黄色くなってきている秋の空気
振り向くとお堀の向こうに天守閣

そんな状況に誘われるように本丸に上がると
意外と小さな天守閣がお出迎え

広い広い縄張りの草地の中
幾重にも囲われた城門に守られた
その中心で気持ちよさそうに日向ぼっこするちいさな城
その質素とも粗末とも思ってしまいそうになる
素朴な顔の裏にはコレでもかとやる気満々の顔が隠れているんだって

「嘘じゃないよホントだよ」

本丸でしばしくつろいで、そろそろ次の目的地へと向かいましょう
弘前に着いたときはもっとイロイロ回ってきても良かったのにって思ったけど
思ったよりも弘前城が広かったので、コレは直行して正解だったみたい?!

本丸の周りをもう一度ぐるって回ったら
今度はお城の隣、藤田記念公園へと向かいます

門をくぐると洋館と日本館がお出迎え
洋館はただなのに日本館は庭園とセット価格というのは一寸納得がいきませんね

「いやまてよ…庭園のおまけが日本館なのか日本館のおまけが庭園なのか…」
「建物は庭園の一部だと思うんだけど…」
「いや、それなら庭園が建物の一部のほうが」

卵なのか鶏なのか
日本館の前庭はさっぱりしてるものの
そこから一気に急降下
斜面を下ると懇々と水をたたえた広い庭園が姿を現します

「向こうに橋があるね。あそこの滝からこの水は流れてきてるんだ」

「ほら!!なんだかんだ言ってももう秋はもうすぐここにいるんだ
こんなに赤くいい色に仕上がってるよ」

「ほんと、花と紅葉が一緒に楽しめるなんて
一挙両得というか一石二鳥?」

さてさてそろそろ弘前の日も傾いてきました
平地とはいえ山に囲まれてるので暗くなるのは早いもの
そういえば今日は朝から何も食べていないや

いそいそと何か食べれる場所を探して
二人は町の闇へと消えていくのでした

その一
その三



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