GW出雲広島日記2005(二)

ピンキーがいないといやじゃー!!ってひとは
こちら

そんなわけで二日目
もう、朝からバリバリ雨が振りまくっています。
予報だと三日目は雨後曇りらしいので予定を組替えようか悩んだのですが
去年の奈良はそれで失敗したので予定通り宮島へ出発です。

宮島口駅からJRフェリーで約十分で宮島に到着
天気が天気なので揺れるんじゃないかちょっと心配でしたが
問題なかったようですね。視界が悪く船から鳥居が見えにくかったのが残念です
潮がひいてたので場合によっては大鳥居まで行きたかったのですが
ひいてるってほどひいてなかったので諦めました

上陸するまで忘れていたのですが、そういやあ宮島にも鹿がいるんでしたね。
宮島の鹿は奈良公園の鹿のような恐喝行為をしないのでこころもちラブリーです

道なりに進んでると何の感慨も無く厳島神社入口に到着(笑)
いつもに比べると結構遅い時間なのですが、天気が悪いので観光客もまばらです。
観光地の寺社仏閣は7〜8時が勝負ですね。

東回廊(客神社付近)からも去年の台風で破壊された所が確認できます。
回廊沿いのパネル展示で被害の状況を知ることが出来ますが
…やっぱ自然は怖いな…

平舞台の西側はまだ修理が終わっていませんでした。
東西の御祭神も修理のために本社本殿に移されています

祓殿正面。この角度からだと解りませんが、
祓殿も屋根が修理中らしくシートで保護されています
どうでもいいけど平舞台や祓殿の床が消波装置になっているなんて
説明されなきゃわかんないですよね。まったく昔の人の知恵と工夫には頭が下がります

能と言えば毎年奈良の興福寺から奉納能のお知らせが来るので
たまには申し込んでみるか…とか思うのですが、
踊りは見てると眠くなっちゃうので以下略

歌舞伎でも踊りが始まると確実に寝ちゃうし、
それ考えると見に行くのがもったいないって言うかもったいない(笑)
能舞台のUP。天気がよければもっとよく見えるんだろうけど…ちぇっ

厳島神社全景です。修理中の個所もここからならよく見えますね。
出来れば上のほうから全体を見渡したかったのですが
結局全体を見渡せる場所はここだけでした。

宝物館です。受付のおっちゃんはフレンドリー

厳島神社の参拝出口正面にポツンと建っている大願寺の門。
周りに何も無いのでなんか妙な感じですよ。

大願寺は明治維新まで厳島神社の修理造営を行っていたそうです。
だんだん雨がきつくなってきました。
レンズとか一応拭いておいたけど、黴たらいやだなあ…

境内にある松。なんかいわれが在ったはずだけど忘れてしまいました。

「宮島歴史民族資料館」ここは宮島の古民家を改造して使用してるので雰囲気ばっちり
どんどん奥へ奥へといつ果てることなく展示室が続いているので
「このまま出れなくなるのではないか」という妙な錯覚に襲われてしまいます。お勧め

この中庭を中心に回りの建物の中を進んでいるだけなんですけどね。
なんかイロイロな民具が漠然と並んでいるので
かってに人の家の納戸や押入れに入り込んでるかのような罪悪感が以下略

大元神社に行く前にちょっと立ち寄った清盛神社。
西松原にヒッソリたっています。

宮島水族館のアシカショーは無視して牛石です。
牛に見えるらしいんですが見えるような見えないような…

あせび歩道の脇に廃墟のように立っている大元神社。
この裏にある本殿は日本に現存する唯一の六枚重ね三段葺きの柿葺き屋根が特徴だそうです。
が、このあたりで雨がたまんないぐらい酷くなってきたので
見学もそこそこに急いで大聖院へ。
もっとちゃんと見てくればよかった。あーもったいない

山とか森って「何かに見られている感覚」がたまりませんね

多宝塔についたあたりで一寸休憩。
雨の日は雨が降っているってだけで
体力をすわれてしまうのがつらいですね。
特に寺社仏閣は靴を脱いだり履いたりが多いし、
…やっぱ三日目にしたほうが良かったかなあ…

真言宗御室派の大本山である大聖院。
調べるとあれやこれやいろいろ出てくる歴史ある名刹です
あんまし好みではありませんでしたが、
谷間にみっちり詰まった感がちょっと素敵

大聖院から厳島神社裏にある宝物収蔵庫で宝物名品展「絵馬」を観覧。
受付の巫女さんが展示室の中までついてきます。
観覧料高めなんだけど、まさか"この分"の値段が上乗せされているとか(謎)
そんなこんなで三翁神社。ここもヒッソリ建ってるので
ついつい見逃してしまいそうになってしまいます。

千畳閣の五重塔は修理中でした。ざんねん
写真右側には龍髭の松と呼ばれる細長い二本の松が生えています

千畳閣は未完成なので普段見れない天井などの構造も見ることが出来ます。
ちなみに実際に畳を敷くと千畳ではなく八五七畳だそうで以下略

龍髭の松は料亭の細長い庭に植えられていたため長くなったそうです。

ここいらで意外といい時間になってきてしまったので
お昼に穴子飯をいただきました。美味!!

店を出ると雨脚も弱くなってきていました。
通りいっぱいに紅葉饅頭のうまそうな匂いが立ち込めています。

宮島組んだりまできてもこういうのに目が行ってしまうあたり負け

宮島といえばしゃもじですが、合戦の時に兵士が
「しゃもじ」→「飯を取る」→「敵を召し取る」に引っ掛けて
勝利祈願のために奉納したのが始まりらしいです。

宮島のしゃもじは使い勝手が良いそうなので一個買っていこうかと思いましたが
実用品よりもお土産要のでかいのを勢い買いたくなるのでやめました。
そんなこんなで、雨も上がったし第二の目的地「岩国」に来ました
着いてから気づいたんですが岩国って山口県だったんですね。
宮島からそんなにかからないから違う県って感じがあんまりしなくて…

錦帯橋は去年の三月あたりに架け替えが終わったそうです。
往復の交通量を取られますが、不思議といやな気がしません

岩国は錦帯橋が目当てだったので渡ったところでいきなり終了
…というわけにもいかないので、吉香公園内をフラフラすることに。
でも、このあたりからまた雨が酷くなりだしました。
あんまり酷くなる前に岩国城を見てしまおうと思ったのですが
ロープウェーの時間まで間があったのでとりあえず旧目加田家住宅を見学

そしてさらに白蛇横山観覧所も見学。
岩国は世界でも珍しいアオダイショウの変異種アルピノの集団生息地だそうです。
白蛇は縁起が良いとされていますが、そんなに居るとなるとちょっとありがたみが薄れますね。

そんなわけでロープウェーで山頂に到着。
でも、とにかく濃いガスでこれではせっかくの山城なのに
景観が楽しめそうにありません。とほほー

ちゅうわけで岩国城。ここは山城なのに空堀がある珍しいお城です。
元々天守が立っていた場所よりも南よりに移築されています

天守からの眺め…思ったよりは見えましたがやっぱりこんなんです

あまり眺めが楽しめなかったのは凄く残念ですが、まあそこはそれ
とりあえず下まで降りてきましたがまだ時間があったので岩国美術館と銀雲閣をへろへろと

へろへろしてる時に見つけた白山比盗_社。
ついでにお参りをしていこうと思ったのですが…

ガイドブックでは名前しか載ってないような神社(ひでえ)ですが
放火ってのは許せませんね

岩国徴古館と吉川資料館…の隣の広場だったかな…花がきれいですね
吉川資料館はこの間にあった施設ですね。なんかもう記憶が曖昧
この辺でだんだん見たものが頭に入らなくなってきたので
そろそろ広島に戻ることにしました。

どうでもいいけど途中で立っていた佐々木小次郎の像

佐々木小次郎から錦帯橋に戻る途中に「岩国石人形資料館」があります
水生昆虫が作る只の石の塊ですがちゃんと着物を着た人の形に見えてしまうのが不思議
現地に行ったら是非立ち寄ることをオススメします。

けっこうそれっぽく見えませんか??


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