京都奈良日記2004(二)
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その一
・2004/10/31版・
そんなわけで二日目です。
いつもどおり二日目三日目は奈良観光。今年は吉野や生駒や柳生や当尾や藤原京跡あたりを攻めてみようと
かなり大雑把に決めていたのですが、当然のように天気が悪いです。
雨は明け方にはやんでいたのですが、山のほうは雲をかぶっていて真っ黒だったので
この日は西の京と正倉院展をメインに廻ることにしました。
でも朝早すぎたので、ホテルから近い法隆寺でじかんをつぶすことにしました。
さすがは修学旅行の定番。こんな時間から制服の大群がウロウロしています。
法隆寺は展示施設が充実しているのでついつい長居をしてしまいますね。
おかげで予定を大幅に過ぎてしまい、法輪寺と法起寺はまた来年ということで…
(ここは一セットでまわりたかったんだけどなあ…)
郡山周辺も、道に迷ったのもあって完全スルーです。くそうっ
ちゅうわけで、イロイロ遺恨を残しつつ薬師寺に到着。
ここは写経による寄付金で再興が続けられています。
創建当時から残っている唯一の建物、東塔です
あとは殆ど昭和以降に再興された建物です
やたらきれいな事をのぞけば結構違和感が無いもんですね。
個人的には忠実に復元されていても新しい建物ってあまり興味ないんですが…
回廊外にある東院堂は1285年の再興。ここで住職さんのお話が聞けましたラッキー!!
観光地のお寺では運がいいとお坊さんや職員の方が
建物や仏像の説明をしてくれることがあるので、そういう場合はできるだけ聞くようにしていいます。
ここでは薬師寺の歴史だけじゃなく、いろいろためになるお話も聞くことができました。
でも、なんか妙なコネタ仕込んでくるんだよなあ…
「手のしわとしわを合わせて幸せ。
たまにひねくれ者が手の甲と甲を合わせちゃうんですが、
これは節と節を合わせるので不幸せになってしまいます。
ちなみにこう爪と爪を合わせると詰め合わせ」
お約束のネタだけど、生で聞いたの初めてだったよ…
そんなネタ話の余韻に浸りつつも唐招提寺に到着!!
金堂が解体修理中…
金堂の基礎部分は見学できるようになっています。
修理が終わるのは平成21年…長いなあ…
金堂以外を拝観してそのまま西大寺方面へ出発
その道すがら垂任天皇陵の近くをとおったのでついでに見学。
古墳は上から見ないとただの盛り土なので思った以上に面白くありませんね(笑)
垂任天皇陵にそって遊歩道があるのですが…
途中から藪になって、しまいにはでかい水溜りの中に消えていしまいました…
どないせえちゅうんじゃ
入り口が住宅街を入ったところにあるために思わず素通りしそうになった
「試みの大仏」こと喜光寺。
いや、マジでどっから入っていいのか全然わかんなかったです。
住職さんに頼み込めば本堂の中に入らせてもらえるそうなんですが、
なんか外からでも十分満足してしまったので中には入りませんでした。
でも、やっぱ頼めばよかったかなあ…
住宅街の真ん中に突如現れる日本庭園
菅原天満宮跡…っだったっけ??まあいいや。
そんなわけで西大寺に到着です。
11月いっぱいまで本堂・四王堂・愛染堂・じゅ宝館で秘仏後悔をやっています。
大茶盛用のでかい茶碗が置いてありましたが、マジででかい。
これは一寸興味をそそられますね。
そうこうしてるうちに秋篠寺に到着ー
到着したは良いけど予定より大幅に遅れての到着なので
急いで中を廻ります。もったいない!!
つくづく郡山で迷ったのが悔やまれますが、最大の失敗は
しょっぱな法隆寺に行ってしまったことでしょうか。
でも、法隆寺と東大寺いかないと奈良に来た気がしないんですよね
正直東大寺は一回行けば十分なんですが…
西の京は来年またまわりなおすことにして、今年も興福寺の復元工事現場をチェキ!!
まだまだこんなもん。ちゅうかどこが変わったんだか…
ここも何点か展示されていなかったのですが、
まあ東京芸大博物館の展示で出払ってるだけだし
東京芸大のもみに行ってるシ(笑)
このあとはいつもどおり正倉院展に行ってこの日は終わり。
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