そんなわけで藻ないけど夏も終わるの某月某日
某SCAMP氏が

「船の科学館もうすぐ閉館だから最後に見に行こうツアーするよー」

そういえばゆりかもめ乗るときいつも通過するだけで
一度も行ったことなかった!!

これは一回ぐらい行っておかないとやはりよくないよね
ってこと僕とSCAMP氏と某シリーウォーカー氏の三人で
行ってくることになりましたよ

2011船の科学館


そんなわけで到着ー
近くで見るとでかいなー
あと、閉館ラッシュなのか思ったよりこんでる

とりあえず入り口で他の二人を待つことに
周辺には各種船舶や大型のスクリューの実物が
野外展示されているのですが

入り口脇には深海作業服が!!
これは入る前からテンション上がる

見てのとうり深海作業服は
角度を変えた一軸間接の組み合わせで
手足の自由度を持たせていて

わかりやすく言うと、ファフナーの間接と同じ構造

同心円状の継ぎ目に沿って回転するパーツの組み合わせでできているので
機密と稼動の両方が確保されているんですねたしか
最初これ見たの確かNHKだったとおもったけど、

「すげー!!間接稼動ってこれで問題なくいけるんだ」

っておもったものです

館内に入るとそこかしこに精巧な船舶模型
これ、閉館したらどうするんだろう
捨てるのはもったいないしいマニアに売っても置く場所ないぞ

そして隅っこのほうのこのプールは
船体模型を実際に滑らせて水の抵抗をはかる装置

これががっこんがっこん動いてるのよ
ちょっとわくわくしてくる

そしてこちらは大型船舶のエンジン部分
さすがにこれは動かないけど動いてるの見たい!!

そしてここにもでかいスクリューが
そこかしこにおいてあるのねスクリュー

そして館内に響き渡る爆音を出し続けるエンジン

壁際に並んでる各種メカニック類も心躍るわぁ

そして壁には「船舶技術が進めばこのような海運の未来が開かれる」
的な壁画が可愛いタッチで描かれ…

えがか…

やだ、某新聞社に
「だが待ってほしい。軍靴の音が聞こえる」
とかかかれちゃう!!

世界の海運を表した展示
レトロでかっこいいぞ!!

しんかいのパーツを眺めながらさらに先へと進む
結構はしょってるけど
はしょらないと写真何枚あっても足りないここ

この辺は日本の国防、保安などのエリア
北朝鮮の不審船への対応や
中国の領海侵犯に対する海上保安庁の取り組みなどの紹介

こちらは捕鯨に使う銛
さすがにでかいねえ

「うたれる!!うたれる!!」
ってお子様が大泣きしてた
まあ、お子様こういうの怖がるよね

中には「発射しないよ」とか不思議がる子もいるけど

そして一番大きく陣取ってて
一番の人だかりができていたのは
やはりこの戦艦大和。うんでかいまさに城

呉の大和ミュージアムまた行きたくなるなあ

そしてここは潜水艦のエリア
潜水艦って言うとどうしても映画の「Uボート」思い出しちゃう


以前TVでやってた自衛隊の潜水艦乗りの訓練の映像が
浸水してきたときの訓練で
すごい勢いで噴出す水を押さえつけて穴をふさぐ訓練なんだけど

正直潜水艦だけは乗らないって思ったわ

いやあれきっついよ
やっぱ舟は海の上がいいよね

そんなわけで上のエリアまで上ってくると

海上保安庁の管制室??

しかも仕事中の風景が見学できるようになってる!!
すごい!!なにこれおいしすぎる!!

これ、平時はいいけど何か緊急時は
丸わかりだなあしかし

このあたりの展示室に船の科学館の歩みの展示があって
壁に来館した人たちのコメントが張ってあったんだけど
中に館長の関係者とかいていろいろほほえましい気持ちに

そんなわけで展望エリアへ
ちょっとしたブリッジっぽい

ブリッジからテラスに出ると
いい眺めですね

確かあのあたりにガンダムが立ってたはず
しまったなあ、ガンダムいるうちに一度来ておくんだった

そしてこの電光板は行き交う船への管制信号

それぞれの意味はこんな感じ
そういやあ同じものが横浜の大桟橋にもあったけど
あれってこういう意味だったんだ

さて、ここからさらに上の展望台へと向かいますよ
結構見るとこ多いなここ

羽田方面には丁度着陸するジェット機
結構短い間隔で降りまくってるんだよね

そして隣には羊蹄丸と宗谷
某SCAMP氏は羊蹄丸に乗ったことあるらしい

あーこの展望台からならガンダムよく見えたろうなあ…
もったいないことをしたものだ

下に下りるとさまざまな機器
こういうの見るとアニメ版のアトム思い出しちゃうんだよ

というわけで外に出て羊蹄丸へ
羊蹄丸は船尾を陸に直付けして
直接鉄道車両を積み込めるようになっているんですよ

宗谷は帰りに見に行くので今はスルー

ううん。近くで見るとさすがにでかいなあ
車両を格納するデッキとか公開されてるのかな

車両…

え・・・

ええーっ

船の中身は青森の港町を再現した
謎空間になってました(泣)
なんでー??
普通に船の内装見せてくれるだけでいいのにー

テープで流れる
「りんごかってかんかねぇ。おいしいりんごだよう」
「あんちゃーんげんきでね〜」
とかいう再現ドラマが以下略

一応機関部はのぞけるようになってました
ふつうにこういうのでいいのに

あとでタモリ倶楽部で羊蹄丸の非公開の船底部分をうつしてたけど
あれ見せてくれるだけでよかったのになあ

意やあすごい拍子抜け
まさか中があんなになってるなんて思いもしなかったですよ

上部甲板で一息ついたら
いよいよラストの宗谷へと向かいますよ

羊蹄丸から宗谷を望む
っていうか、船の科学館やっぱでかいなあ

宗谷に向かう前に羊蹄丸のブリッジに上がらないとね
うっかり忘れるところだったわ

船の科学館閉館後、羊蹄丸は別の施設へ引っ越すようです
宗谷はこのままここに残されるみたいですね

というわけでいよいよ宗谷ですよ

ブリッジに上がるのは最後のお楽しみです

順路に剃って進んでいくと、こんなところにもスクリューが
よく見ると羽の角度を変えるためのギミックがついてます

人形はあるけどこちらの船内はほぼそのままだー
よかったーまたジオラマになってたらどうしようかと

タロジロでおなじみの犬専用エリアもあります
ご飯は肉多め

やっぱこういう風になってるほうが船見学したって気分になるなあ
デッキの雑多な幹事もすごい好み

そしてブリッジもこじんまりと
ここの後ろに船長室がありますよ

外に出てきたらもういい感じに日が傾いてます
なんだかんだで半日近くいた計算
ううむ、思ってた以上に見るところ多かったなあ

素通りせずに一度ぐらいきておくべきだったかも
しかし館内にあった建築当時の写真

ここ以外本当に何もなくて
本気で地の果てって感じだったのには驚きました
ゆりかもめできるまでどうしてたんだろう
って言うかゆりかもめできても10年ぐらい空き地しかないエリアだったのに

なんかもういろいろおどろきました




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